信頼の築き方・職場での問題解決(TED講演)

TED・TEDx

お互いが人生のパートナーであり、Thinkers50という経営思想家ランキングに揃って選ばれた、お二方のTED講演をそれぞれご紹介!

<内容>
①信頼の築き方
②職場での問題解決方法

<こんな人におすすめ>
①ハーバード大学の講義を覗いてみたい(登壇者は教授)
②なかなか解決しない職場問題がある

動画①:信頼の築き方(フランシズ・フライ)

ハーバードビジネススクールの教授であり「世界最高のリーダーシップ 「個の力」を最大化し、組織を成功に向かわせる技術」「リーダーの信頼を支える 3 つの力」の著者

当時経営問題を抱えていたUberのリーダーシップ・戦略担当副社長に就任、同社の再建を牽引

本物の授業みたい!黒板に書きながら説明してくれるところが分かりやすくて好きだわ!

全部で15:06の動画だよ。講義を体験してみたい人はのぞいてみてね。

信頼を築く3要素(共感・論理性・誠実性)
3つがきちんと働いていれば、良い信頼関係を築くことができるが、どれか1つでも欠ければ信頼は揺らいでしまう。

共感(empathy)

忙しいと、ついつい疎かにしてしまいがちな共感。あえて共感の時間を作ることをしなければ、悪循環が続く。

「どこで」「いつ」「誰と」話している時に最も気が散りやすいか、考えてみると、誰に共感しにくいのかに辿り着く。当人と向き合って、彼らの立場になることが共感への第一歩。

論理性(rigor in logic)

論理的な話ができるかどうかは、論理の質と説明の仕方にかかっている。(論理の質はこの場の主題でないためスキップ)

説明の仕方には2種類の△▽三角がある。


・色々な例えやネタを織り交ぜながら、最終到達点へ向かう
・話し上手なタイプ


重要なポイントから始め、後から具体例を添えていく
・論理に自信がない人はこちらが良い
・途中で邪魔が入っても、論点は伝わる

誠実性(authenticity)

1番厄介な要素だけれど、ポイントは“Be You”。本当の自分に正直であること。

周りの反応を気にするのではなく、自分に忠実な意見を言えること。

これには、リーダーが誠実性・お互いの違いを大切にできる様な環境作りも必要。

他人に合わせることの方が、物事は簡単だけれど、違いを受け入れられる世界こそが、力を最大限に発揮できる環境であり、社会がそのような方向へ向かうことを真に願う。

ありのままの自分でいても、共感の心を大事にしていれば、信頼関係は築けるってことだね。

おまけ:Uber改革

会社の急成長が元で、信頼のトライアングル(共感・論理性・誠実性)が破綻。

改革1
会議中、参加者がその会議についてメールし合うおかしな習慣をやめてもらう。お互いの顔を見ることになり、共感度が上がる。

改革2
経営陣への教育。▽から△へ。戦略やリーダーシップなどを集中的に行う。

当時の管理職は、急成長に伴い、自分の能力を超えたポジションを任されるようになっていた。これは管理職ではなく、経営陣の悪さ。

最後、誠実性はまだ改善途中だけれど、Uberだけが抱える問題ではなく、どの企業でも同じ。引き続き目指すところを目指す。

動画元:TED
動画名:How to build (and rebuild) trust | Frances Frei

動画②:職場での問題解決ステップ(アン・モリス)

動画①の共著者であり、人生のパートナー。GenePeeks創業者、リーダーシップコーチも務める。

こちらの動画は11:53です

講演では、月〜金での演習を想定したステップになっているけれど、ステップに拘るより、それぞれ単一の方法として参考にする方が頭に入りやすいかもしれないな。

Facebookの有名な言葉”move fast and break things” (素早く動いて、物事を打破せよ)は、進捗と周りのケアがトレードオフの関係にあることを意味しています。

しかしこれは間違いです。

実際、この言葉は古いモットーになっていて、現在は考え方も改められているわ

優れたリーダーは”move fast and fix things” (素早く動いて解決する)。前に進みながら、同時に周りのケアも忘れません。

架空の1週間を使った問題解決演習をしてみましょう。

月)本当の問題が何か理解する(identify the real problem)

誰か他の人(子供、同僚、顧客など)が関係する問題を想定します。

「起こっていること事態」でなく「なぜ問題が起こっているのか」質問形式で考えてみましょう。

例えば「Z世代は何か特別だ」ではなく「Z世代に何が起こっているのか?」

そして、問題の人と直接会話(普段聞けないようなこと、聞くのに少し勇気がいること)をしてみます。たった1回の会話が、問題への突破口になることがあります。

火 )問題解決に向けて、実験し学ぶ(solve for trust)

明日、今日よりも良い信頼関係を築くために何ができるかを考えながら、十分な計画(完璧な計画ではない)を立ててみましょう。

火曜日の目的は、理解することではなく、学ぶことです。

水)新しい人間関係( make new friends)

火曜に思いついた計画を、人生経験が全く違うタイプの人(ベテラン社員なら、新入社員と)へ説明してみましょう。

できれば1日かけて、色々なタイプの人と会話すると良いでしょう。

木)ストーリーを伝える(tell a good story)

何かを変えたい時にはストーリーが必要です。ストーリーの3つのパート:過去、現在、未来。

自分を救世主とするのではなく、関係者の複雑な立場の理解・尊重に努めること。それから、何を変えたいのか、現状を変えたい理由を伝えると良いでしょう。

未来については、明確に具体的な言葉で伝えることです。

金)スピード感を持って実行(go as fast as you can)

「急いでやる=重要なこと」というサイン

大きな変化を伴うとき、いつそれをやるか?が問題になることが多々あります。Take Action Now, and learn。まずはやってから学べば良いのです。

いつやるの?今でしょ!だね。

動画元:TED
動画名:5 Steps to Fix Any Problem at Work | Anne Morriss | TED

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